2021 JARA展-1
誠に遺憾ながら、仕事が暇なので、数年ぶりに参加する事にしました。
今回は、2作品。
近未来な裏路地 と、西海岸の運河に建つクラブハウス。
どちらも仕事ではなく、自主制作作品です。
キャプションには書いていない部分をちょっとだけ補足します。
裏路地の風景から。
50年-100年位先の近未来のイメージ・・・
着想はコミック原作のテレビドラマのセットから。
最初は路地の風景だけのイメージだったのだけど、ちょっと面白くないし、ただの猿真似みたいで手が止まってしまったのもあり、4年も経ってしまいました・・・
再開を決意してもなお悩んでいる時、
ふと思いつきで、時間が経っても変わらない物。または、時間に取り残されてしまった物。
そんな新旧の対比をモチーフにしても面白いのじゃないかと、ぼんやりと思いつきで、
自分のスキルと相談しつつ、場当たり的に絵作りしてみました。
放置の間に、Z-brushなるソフトを使い始め、今回は作品に反映させてみた。
裏路地=ゴールデン街の賑やかな風景(時間帯)ではなく。明け方、閉店後片付けも済ませて
店主たちが帰宅した静かな路地を巡回する警察官と、ちょっとした触れ合いみたいな感じにしたかった。
夏の朝の力強い光と、ちょっと湿った空気の残る影みたいな空気感が出せるか。
結果をまとめるとそんな絵作りでした。
近未来とは・・・
路地の風景は現在のそれに近い物だし、単略的に背景に高層ビルでも配置することにして、
当初は、ジャッジドレッド(カール・アーバン版)に出てくる巨大高層アパートみたいなのを想像していたけど
画角的に無理があるし、画力もままならないので、未来の警察官を象徴的に配置してみた。
警察--ロボットと言えば、自分にはロボコップ。より、ゆうきまさみ氏のパトレーバーです。ちょっと違うけど・・・
勝手な設定としてはSHI(篠原重工)製で、特車2課が良いので、そんな感じを各所に散りばめてます。
モデリング自体は、かなりいい加減で、短時間でそれっぽくなったかなと・・・
次回、アメリカロングビーチのクラブハウスを紹介します。